RADIO CRAZY

FM802 STILL20 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY”@インテックス大阪


行って良かった。ほんとに。
会場に着いたとたん、わくわくしてきちゃって苦笑い。


着いてすぐにクロークへ荷物預ける。
でもインテックスって移動するときは外なのね。
寒いったらないので、コートだけ脱いで一日中4枚着てました。
(人が少ないので、会場内も寒い・・・)
おこたがあったり、売店肉まん類が売ってたり。ゆるーい。
おにぎりやサンドイッチも山のように売られてました。
FOOD AREAも幕張より少ないけど、値段設定が全然安い。


ステージが2つなので、行ったり来たりしながら大体見れた。


最初に観たのはOKAMOTO'S。
めちゃくちゃ良くて、すげーすげーと一気にアガる。
コレクターズとフラカンとボガンボスがまざった感じ。
かっこいいなー。まだ10代って!!!
あの大きいステージが、真っ赤な照明が似合う10代。
ライブ会場限定のCDも買ってみました。
でもライブのほうが絶対いいです。
2月にナミキジャンクションで黒猫とやるみたいなんだけど。
その頃忙しいんだよなー。岡山来ないかなー。


移動して SISTER JET を2曲くらい。
なんていうかシュッとしてます。かっこいい。
そう、かっこいいんだよねー。
(好みをいえばもうちょっとドロッとしたほうが・・・)
BIG CAT と今回なので、1回小さいハコで見たいです。


andymori はすごい歓声で迎え入れられてた。
1曲目がすごいかっこよかった。歌詞面白い。
声がちょっとセカイイチの岩崎さんに似てるような。好みの声。
2、3曲聴いて移動。


ザ・ビートモーターズはチラ見してすぐ外へ。


暇になったんで、肉まん食べたり、物販見たり。
OKAMOTO'Sのライブ会場限定CDを購入。
Tシャツもかっこよかったんだけど、まぁいっかと。
しかしユニコーンの物販はすごい!
客の数が他と比較にならんくらいわさわさ。


あまりに寒いし、せっかくだしと lego big moriへ。
地元大阪だし、勢いあるんで人気者。
んー、印象は烈伝のときと変わらず。


こっから本編。
1組目はサカナクション。客がどんどん集まってくる。
オープニング映像が流れて名前が出ると、客が一気に前のほうに。
シンセとベースの女子がかわいい。理系の美人って感じ。
ここも3曲聴いて移動。
イントロ長めの曲がよかった。


YO-KINGメンバーは、マエカワさん、シュンちゃん、Pすけさん。
いいなぁと曲始まる前からにやにや。
シュンちゃんは前日が幕張(PUFFY)で新幹線に乗り遅れちゃったんだって。
で、当日は指定が取れなくて、連結部で座ってきたそうです。
(隣には面倒くさそうな大学生がいたらしい)
でも疲れは見せず、がっつりキーボードにも乗っかってました。
マエカワさんはよく動くこと動くこと。
フラカンもあるんだから・・・と思いつつ、やっぱ嬉しい。
倉持さんは、今年の真心20周年のことにちょっと触れて、
「来年はソロで、明るく楽しくやりたいと思います」みたいなことを。
数字と審美眼が聴けたので大満足。
倉持さんは最後に「楽しむことは善、GOODNESSですよー!!」と叫んでた。
これ聞いて、あ、そうだなってちょっとだけ胸のつかえが下りた気がした。
やっぱねー、楽しむことに少なからずの罪悪感がつきまとってたから。


01.DREAM IS OVER
02.きれいな水
03.Turn
04.数字
05.審美銃
06.Hey!みんな元気かい?
07.遠い匂い


で、the pillows
1曲目はたぶん新しいアルバムから。
うーん、ピロウズのアルバムって好きなのとそうじゃないのの差が激しい。
今回のやつは試聴してスルーしたままなんだよね。
こっちステージがかなり押してて、これだけ聴いて移動。
次に流れたイントロが WALKIN' ON THE SPIRAL で悔しかった。
後でセットリスト見たら後半めちゃくちゃいいじゃないですか!?
ツアーまだ岡山残ってるよね。迷う。


さて次はフジファブリック
このために来たと言ってもいいです。
会場にぞくぞくと人が集まってきて、ほんとにすごい人数だった。
みんなソワソワしながら、私も落ち着かないままその時を待ちました。
私はモニターを見てたんですが、舞台上にはちゃんとセットがあったみたい。
照明もライブそのままに構成されてました。
スタンドマイクに志村の帽子がかけられてたとか。


開演の前に土井コマキさんが出てきて、経緯を説明してくれた。
今回の上映はメンバー側からの申し出で、有り難く受けることにしたこと。
当日やるはずだったセットリスト順で映像を提供してもらったこと。
みんな湿っぽくならず、楽しみましょうとも。
終始声張って明るく振る舞ってました。
それが痛々しくて、無理をさせてることに申し訳ない気持ちになる。
土井さんのコールでライブスタート。


いきなり銀河から。(RIJFの映像)
大好きな曲です。
大好きなんだけど、志村の顔を見たとたん、涙が出てきて折れそうになった。
でも聴いてるうちにだんだん楽しくなって、ちょっとづつ手を上げたり踊ったり。
だってすげーかっこいいんだもん。
それから何度か波が襲ってきたけど、でも笑えた。
笑ってライブに参加できた。
映像は色んなライブのが入ってて、何年前のだ?っていうのとかも。
去年のCDJのもあったなー。
実際に見てるんだけど、こうやって見ると新鮮だった。
セットはばっちりフェス向けのもので、行くしかないっしょっていう。
ダンス2000はイントロで叫んじゃったり。
地平線を越えての志村のシャウトで、みんなウワーッてなったり。
ただ6曲目くらいからまたソワソワしてくる。
これいつ終わっちゃうんだろう?って、うっすらと。
だからこれが最後になってもいいように、より心を込めて聴いた。
TEENAGERは、志村が10代に置いてきたものを考えながら。
星降る夜になったらは、もう、歌詞が。必死に泣かないように。
この2曲が聴けたのは嬉しかった。あ、やってくれたんだって。
ラストはSugar!!
なんだろう、星降るで正直終わりだと思ったから。
オマケのアンコールみたいな感じかな。
これも歌詞が・・・自分が星になっちゃったら洒落になんないじゃん。


最後に志村の写真と【1980-2009】の文字。
チャールズ・ブロンソンのポーズで決める志村。
なにあのポーズ。にやりって顔だし。
最後までやってくれるねー。


終わって、いいライブだったな、よかったなって思えた。
たくさんの人たちが泣いてるのを見るのは辛かったけど。
拍手がずーっとずーっと続いてました。


01.銀河
02.merry-go-round
03.Sufer king
04.ダンス2000
05.地平線を越えて
06.TEENAGER
07.星降る夜になったら
08.Sugar!!


頭切り替えて、帰ってきたナニワ・サリバン・ショーへ。
舞台上にはアコギが4本。
ライブ前に、過去のライブ映像が流れた。
これ清志郎さんが主催していたイベントで、なんせゲストが豪華。
エンターテイメントの極み。おもしれー。
オレは後ろのやつのために歌いに来たんだぜ〜みたいな歌がかっこよかった。
あとクドカンとのナニワ・サリバン・ショーのテーマとか。
かなり長めの映像のあと、ライブが始まる。
1人目はトータス松本
ボスを思い出さない日はなかったとちょっと話して1曲。
次は岸田さん。
髪が短くなってて、昔に戻ったみたい。
なにも話さず曲を始めて、終わると深々と礼をして帰っていった。
倉持さんは「比較的新しい曲を」と。これは知ってる曲だった。
浜崎さんと2人でやったデイドリームビリーバーは、ずるい。
この2人の声であの曲だもん。
浜崎さんも1人で1曲。この人の声いいなー。
民生は事務イスに座ってガラガラガラーっと登場。
開口一番「大層な雰囲気ですなぁ」って。
そのあとも、(清志郎さんの曲は)あんまやったことないとか、
あの声じゃなきゃ別の曲になっちゃうからさぁとか。
ちゃんと歌ってくれたけどね。
最後は5人で登場。
民生がトータスに「久々に大勢でやるのはどう?」みたいなこときいたら、トータスが
「やめてくださいよ!そうじゃなくても大阪はウルフルズ根強いんですから!」って。
あと袖に戻ったとき「もっと盛り上げろ!」と怒られたとか。
あの曲で「いやー、どうも!」ってテンションはおかしいでしょう。
てか、なんで俺こんなにイジラれてんですか!?とトータス。
あと、なぜか無言で微笑みつづける岸田さんもつっこまれてました。
(最後までしゃべんなかったけどな)
「みんな持ち歌終わって、肩の荷がおりたみたいに急に喋りだしてない?」って。
誰が言ったんだっけ?やっぱ緊張するんだなー。
あ、最後は雨上がりの夜空にでした。アコギ5本で。


01.ヒッピーに捧ぐ(トータス松本)
02.Oh!baby(岸田繁)
03.毎日がブランニュー・ディ(YO-KING)
04.デイドリームビリーバー(YO-KING/浜崎貴司)
05.君が僕を知ってる(浜崎貴司)
06.スローバラード(奥田民生)
07.雨上がりの夜空に


終わってすぐにフラカンに走って移動。
入ったら深夜高速の終わりかけ。
うわーと思ってたら、その後東京タワーと真冬の盆踊りやってくれた。
年末にヨサホイヨサホイ踊ってきたよ。
来年ベストが出るんだって。通算4枚目のベスト(笑)


それだけいい曲があるんだよ(ケ)
まぁ20年もやってりゃねぇ(マ)


フラカン終わりで、まーちさんに見つけてもらってゴハン
なんかみんなゴハンタイムだったらしくて、フードコートに人が溢れてる。
人いすぎ。さっきまで全然座れたのに・・・。
ということで、外出てマック連れてってもらいました。
食べながら話してたらあっという間。
近くの席の子どもが人なつっこくてかわいかった。
そうそう、このときぺ〜さんの日記見てテンションあがりました。
わーい!アナログにフラカン


戻って見たのは the HIATAS。
ウエノさん初めて見た。
なんか壮観!って感じのバンド、ライブです。
2曲聴いて移動。


次、今年は見ずに終わると思ってたくるり
いきなりワンダーフォーゲル!続けてトレインロックフェスティバル!
これだけでこっち来てよかったと思ったよ。久しぶりのタテノリ(笑)
今回は4人編成でドラムがボボさん、キーボードに世武さん。
なので、ばらの花が生で始まるわけ。
コーラスも女子の声だし。
やっぱり何年経っても瑞々しい曲です。
後半はよく知らない曲だったけど、いい曲だなと。
(アンテナから後は買ってないのです)


そして岸田さんが最後に言った言葉。
「ケガしないように・・・・・・死んだりしないように。生きて会いましょう」
ああ、ここにも心を痛めてる人がいた、と。
岸田さんフジ好きだったもんね。
日記に書いたりしてたし。
なんというか、言葉を探しあぐねてる感じの発言だった。

01.ワンダーフォーゲル
02.トレインロックフェスティバル
03.ベベブ
04.ばらの花
05.シャツを洗えば
06.魂のゆくえ
07.太陽のブルース


トリはユニコーン
音泉魂すっごい楽しかったから、また見れて嬉しい!
中学の親友が大好きで、テープにダビングしてもらって聴いてました。
たぶんアルバムというものを初めて聴いたのがユニコーン
バカみたいに聴いたんで、10数年経っても覚えてる。
て、1曲目から服部て!!懐かしすぎる。
次がペケペケ。あー楽しい!
EBIくんはほんと変わんない。ドラマで見てたEBIくん。
前にいた子ども連れのご夫婦がはしゃいでて、よかったね〜と。
テッシーのオッサンマーチはよく知らないけど、楽しそうでよし。
次は川西さんとEBIくんのダンス?から始まる問題作、半世紀少年。
みんなどうしていいのかわからない風で見てた(笑)
私はげらげら笑いながら堪能。
終わって民生が「もう二度とやらないと思うんで」って言ってました。
すばらしい日々はイントロでの歓声がすごい。私も好きだった。
WAO!は、これ聴くと音泉魂のあの歌声が蘇ってくる。
男湯さんだっけ?ほんと破壊的に面白かったなー。強烈だったもん。
大迷惑は楽しいのひと言。大声で叫んできた。
最後のHELLOは志村に向けてかなってちょっと思いました。
前日に「茜色の夕日」やってたから、この日はやらないと思ってた。
だからその代わりかなって。
アンコールに出てきた民生は普通でしたけど。
「アンコール考えてなかったんで、今やった中からやります」ってカウベル構えたり。
もちろん嘘で、雪が降る町を。あー幸せ。
ベタだけど中学の自分に教えてあげたいくらい。
もうちょっとしたらこんなに楽しいことがあるよって。


01.服部
02.ペケペケ
03.オッサンマーチ
04.半世紀少年
05.すばらしい日々
06.WAO!
07.大迷惑
08.HELLO
Encore
09.雪が降る町


終わって時計見たらけっこうな時間で焦る。
幕張みたいに終わってダラダラする雰囲気がなくて、人が一気に外に雪崩れていった。
クロークがある建物に入るのにすら時間がかかる。
駅までもけっこう遠かったし、着いたら改札で規制かかってました。
で、見事に終電逃す。
しかたないから携帯電話でホテル探してすぐ予約。
タクシー乗るより安いし、なにより疲れた。
とりあえず姫路まで帰って、一泊しました。


余分な出費は痛かったけど、行ったことに後悔はないです。
行ってよかった。新しいバンドにも出会えたし。
帰ってからも怒られなかった。

結局、志村のことはいまだに実感がないまま。
ふと考えては、困ったなーと思う。
巨大な組織の心理実験だったりしないかな、とか妄想したり。
まだどこかで、うそでしたって誰か言ってくれないかなって期待してる。